ロサンゼルスの持つ大きな魅力の一つに気候があげられます。椰子の木のイメージに見られるとおり年間を通してとても温暖で過ごしやすく、旅行をされる皆さんにも、住んでいる私達にとっても天国の様なところです。殆ど雨は降らない、日本より乾燥しているので温度の割りに体感温度が低い、などカラッとした気候はカリフォルニアの人々を象徴する陽気なイメージと似ています。ただ、冬には気温も下がり、雨季もあります。朝は冷え込むと場所によっては霜が降りることも。 その代わり太陽さえ昇れば、一挙に暖かくなります。夏でも日が落ちるとかなり冷えるので年間を通して長袖は必要です。
昼と夜の温度差もさることながら、日本と際立って違うのは、同じロサンゼルスでも場所によって大差があることです。 サンタモニカ山脈とサンガブリエル山脈などに囲まれたバレーと呼ばれる地域や内陸部で40度近くに気温が上昇しても、サンタモニカなど海岸沿いは30度に満たないことが多いです。
特に海岸沿いは太平洋からの冷たい海風の影響で、真夏でも冷たい風が吹いていてとても気持ちよく過ごしやすいです。 日本でロサンゼルスの天気予報を確認しても、日本で流されるのは基本的に市庁舎のあるダウンタウンエリアの気温となっておりますが、 車で30分走るだけで気温が変わってくるので注意が必要です。
また季節に関わらず、同じ月でも日によって気温に差があるのも特徴です。
冬でも、「昨日までTシャツで過ごせるほど暖かかったのに、今日はコートを着るほど寒い」ということもよくあります。
日本で流される天気予報は認識する程度とし、ロサンゼルスを訪れるときは、年間を通して半袖と長袖の両方を用意されることをお勧めいたします。 雨季はだいたい11月から3月くらいまでです。 真夏の降水確率はほぼゼロに等しいので、傘の心配はありません。